古い会社案内を新しくする 写真の差し替えで足りるか、構成から直すか
古い会社案内の事実・説明・見せ方の変更を分け、写真の差し替えや部分更新で足りるか、構成から直すかを比較。元データと企業側の確認情報から改稿範囲を決めます。
HUKUSYA / JOURNAL

古い会社案内の写真と住所を替えたい。見直してみると、今の事業の説明や、読んだ人に次に知ってほしいことまで変わっているかもしれません。写真の差し替えだけで足りるかを、内容から確かめましょう。
事実が変わった箇所、説明が不足する箇所、見せ方だけを変えたい箇所を分けます。現在の内容を企業側で確認し、元データで部分更新する範囲と、構成から見直す範囲を選ぶと、依頼する仕事をそろえやすくなります。
変更したい理由を、三つに分けて書き出す
まず、会社案内を今の情報として配るために、何を直したいかを挙げます。写真が古く見えることと、説明している事業が現在と違うことは、分けて考えます。
- 変わった事実:所在地、連絡先、取扱いの範囲など。現在の内容を誰が確認するかを決める。
- 不足する説明:何を相談できるか、仕事の違い、依頼までの流れなど。読む人に必要な情報を補う。
- 変えたい見せ方:写真の大きさ、頁の順番、文字や余白など。目的と元の構成が合うかを確かめる。
変更の理由を分けると、事実の訂正を先に確定し、そのうえで原稿や構成をどこまで直すかを相談できます。
旧案内の文案と更新メモから、改稿の範囲を比べる
ここでは、木の道具を扱う会社を想定した自作文案を使います。旧案内の文案は「木の道具の製作について、商品写真で紹介します。」です。
更新メモの案は「現在の取扱いを確認し、製作する仕事と、用途を聞いて形を考える相談を分けて伝えたい。写真の対象・説明・問い合わせの流れも点検する。」とします。実企業の変更履歴や、確認済みの現在のサービスを示したものではありません。
| 改稿する範囲 | 選ぶために確かめること |
|---|---|
| 部分更新 | 元の構成で現在の説明を伝えられるなら、確定した事実・写真・必要な文章を更新する。元データで直せる範囲と、追加説明を置く場所を確かめる。 |
| 構成から見直す | 仕事の違いや相談の流れが元の章立てでは伝わらないなら、現在の内容から順番を組み直す。原稿・画像の準備と確認範囲も改めて決める。 |
今回の更新メモのように説明を分けたい場合は、写真だけを替える案で足りるかを見ます。文章を足して元の構成を生かせるか、章や順番まで見直す必要があるかを比べます。
これは変更範囲を考える構成例で、実際の改稿や効果を測った結果ではありません。元のデータと企業側で確認した情報を照合してから、頼む仕事を決めます。
写真は、今伝えたい内容と対応させて選ぶ
新しい写真であっても、今回説明したい仕事が分かるとは限りません。商品、設備、作業する場面など、何を見せたいかを原稿と合わせて選びます。
古い写真を使う場合は、過去の事例や以前の設備を写したものか、今も同じ条件で説明できる対象かを企業側で確認します。過去の営業実績を、そのまま現在引き受けられる内容として見せないようにします。
写真の出所と利用条件、添える名称や説明もそろえます。画像だけを先に差し替え、本文に古い対象名や提供範囲が残らないかを確かめましょう。
不足する説明は、読者の問いから補う
会社の名前を知っている人でも、どの仕事を頼めるかまでは分からないことがあります。何を作るか、誰に向くか、相談前に何を用意するかなど、読む人の問いを挙げます。
説明が足りない場合は、まず企業側が確認した言葉で原稿を整えます。紹介したい事業が増えたなら、すべてを同じ頁に足すのか、仕事ごとに分けるのかを相談します。
用語や社内の呼び方も見直しましょう。外の人へ説明するための補足と、会社として確定する事実を分け、制作側が推測で事業内容を補わないようにします。
元データと、使える素材の状態を確認する
古い会社案内の印刷物だけでなく、編集できるデータ、写真、原稿がどこにあるかを調べます。今回の制作先で扱えるか、画像や文字がそろっているかも確認します。
元のデータがあることと、どの部分も簡単に直せることは同じではありません。写真や書体、図版の利用条件、編集するために必要なものを制作先と照合しましょう。
部分更新の案でも、欠けた素材の準備や組み直しが必要になる場合があります。データを渡す前に受け渡し方法を確かめ、実際に使える範囲から費用と予定を相談します。
今の案内として確認する人と版をそろえる
営業、製作、管理など、内容を確かめる担当が分かれる場合は、誰がどこを確認するかを決めます。修正をまとめる窓口と、最終的に配ってよいと判断する人もそろえます。
古い原稿、今回直した原稿、配布する確定版を分けて保存します。変更した事実だけでなく、写真と本文の組み合わせ、問い合わせ先や案内先も同じ版で確かめます。
現在の紹介に使う資料と、記録として残す旧案内も分けましょう。過去の内容を保存することと、そのまま営業の場で配ることを混同しないようにします。
旧案内と、変更したい理由からご相談ください
複写 HUKUSYAの企業資料の活用や原稿・写真からの冊子編集とデザインの相談では、旧案内、元データの所在、現在確認できる情報、変えたい理由と希望する日をお知らせください。
事実・説明・見せ方を分け、部分更新で足りる範囲と、現在の事業内容から構成を見直す範囲を比べます。企業側の内容確認と、原稿・画像の準備、編集やデザインの仕事をそろえて、今の読者へ渡せる案内を相談しましょう。



