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限られた予算で先に撮る作品を選ぶ

総額予算25,000円を置き、四点から先に撮る作品を選ぶ案。譲渡予定と今回の作品集での使い道を比べ、送料などを含む見積もりを見て撮る点数を決めます。

制作室の机に並べた四枚の絵と、開いたノート。HUKUSYA / JOURNAL

残しておきたい絵が何点もあると、撮影の相談を始める前に、全部を一度に頼む費用が気になることがあります。そんなときは、手元を離れる予定と、今回その画像を使う場面を書き出すと、先に撮りたい作品を選びやすくなります。

ここでは、四点から撮影候補を選ぶ案を考えます。総額の予算を25,000円と置き、譲渡前に残したい一作品と、今回の作品集で使うもう一作品を候補にします。撮る点数は、その二点の見積もりを確認してから決めます。

予算は、送料などを含む総額で伝える

この案では、1.5m以下の平面作品を、同じ一件の依頼で撮る条件を置きます。2026年10月4日に確認した掲載料金は、基本利用料金11,000円と、平面作品1点あたり5,500円(税込)。この二つだけを足すと、次の小計になります。

同じ一件の依頼で撮るときの、公表料金の小計
撮る点数 基本料金+作品ごとの料金 小計(税込)
1点 11,000円+5,500円 16,500円
2点 11,000円+11,000円 22,000円
3点 11,000円+16,500円 27,500円

三点は、この小計だけで設定した予算を超えます。二点の小計は22,000円ですが、送料や追加作業を含めた総額は、まだ決まっていません。そこで、まず二点を候補として相談することにします。

掲載額は目安で、作品の状態・サイズ・数量・必要な追加作業によって費用が変わり、返送送料は別途かかります。料金・納期の案内で条件を確かめたうえで、「送料などを含めて25,000円の範囲で考えたい」と伝え、適用される料金と総額を見積もりで確認します。作品集の編集・印刷を頼む場合は、その費用も撮影とは別に確認します。

譲渡予定と、今回の使い道から二点を選ぶ

四点の予定を並べると、AとBには、画像を今用意したい理由があります。Aは原物が手元を離れる前に、Bは今回の作品集に載せるために撮りたい作品です。

予算25,000円を置いた撮影候補の案。1・2・3点の公表料金小計は16,500・22,000・27,500円。Aは譲渡前で今回の表紙、Bは展示予定がなくても今回の中面なので候補にする。Cは手元に残る次回候補、Dは用途を先に相談する。送料等を含む総額は見積もりで確認する。
同じ四点の予定と用途から、今回の候補と次の候補を分ける。縦の図を大きく見る

A《窓辺の青》:手元を離れる前に、表紙用の画像を残す

この案のAは譲渡を予定し、今回の作品集の表紙に使います。展示予定もありますが、先に撮る理由は、手元にある間に表紙用の画像を用意したいからです。譲渡予定日と作品集で使う日を、撮影の相談時に伝えます。

B《白い鉢》:展示しなくても、今回の作品集で使う

Bは手元で保管し、展示予定はありません。それでも、今回の作品集の中面に載せたいので、Aと一緒に候補へ入れます。展示に出すかどうかを決めるときも、作品集や家族へ渡す記録で使いたい作品を、別に書き残しておくと選びやすくなります。

C《朝の道》:手元に残る、次の作品集の候補

Cは展示予定がありますが、作品集への掲載は次の機会に検討します。原物も手元で保管する予定なので、この案ではAとBを先にします。Cの名前と「次の作品集で検討」という理由を残しておけば、次回、記録する範囲を考えるときに戻れます。

D《水辺》:作者が残したい範囲と、使い道を先に相談する

Dは手元で保管し、展示予定も画像の使い道もまだ決めていません。作者がどのように残したいか、作品集に載せたいかを先に相談します。使い道が決まったら、今回の撮影に加えるか、次の候補にするかを考え直します。

二点の総額が予算を超えたら、Aから相談する

二点の見積もりを受け取り、総額が25,000円を超える場合は、譲渡予定のAを先に撮る範囲から相談します。一点にした場合も、送料や必要な作業を含む総額と、使う日に間に合うかを確認します。Bは、今回の作品集で必要な画像として、次の相談に残します。

Aだけを先に撮るなら、作品集のどこまでを今進められるかも見直します。Bを載せる中面の制作時期は、Bの撮影と合わせて決めることになります。候補を絞るときは、その画像を待つ仕事も一緒に確かめておくと、無理のない範囲を相談しやすくなります。

この案では、手元を離れる前に残したいAが先です。自分の場合も、原物の予定と、画像を使う場面を一作品ずつ見直します。今回選ばなかった作品には、保管先や次に考える用途を添えておきます。

選んだ理由を、そのまま撮影の相談へ持っていく

候補を選べたら、「Aは譲渡前で表紙に使う」「Bは今回の中面に載せる」と、選んだ理由を短く伝えます。作品の種類・寸法・状態・額装、写してほしい範囲、画像の使い道も合わせて相談すると、必要な撮影方法と作業範囲を確かめられます。

撮影・スキャンの納期は、現物をお預かりしてから約1か月が目安です。点数・状態・追加制作などによって変わるため、画像を使う日と原物の返却希望日を先に伝え、日程を個別に確認します。

今回撮りたい作品と、次の候補を並べてご相談ください。
複写では、作品の状態や使い道を伺いながら、撮影・スキャンの方法と対応範囲を確認します。詳しい内容は作品の撮影・スキャンをご覧ください。予算の範囲、使う日、原物の返却希望と一緒に、撮影の相談へお送りいただけます。

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