原画を収めるアルバムと 画像を印刷する作品集の選び方
原画を台紙に収める一冊と、作品画像を印刷する一冊。二つの絵を使った案から、原物をどう残し、誰へ見返す本を渡すかを考えます。撮影・画像納品と冊子編集の選び方も整理します。
HUKUSYA / JOURNAL

子どもや家族の絵を一冊にまとめたいとき、原画を台紙に収めるアルバムと、撮影した画像を印刷する作品集が候補になります。同じ「作品を残す本」でも、本の中に入るものと、家族へ渡せるものは変わります。
原物そのものを一か所にまとめて見返したいのか、原物を別に保管しながら同じ内容を複数の人へ渡したいのか。まずは、その一冊に持たせたい役割から考えてみましょう。
本の中に入るものを確かめる
原画を収めるアルバムでは、絵が描かれた紙そのものを頁にまとめます。元の紙を見返したい、手元にある作品を一冊に集めたいという希望につながる方法です。
画像を印刷する作品集では、撮影やスキャンで得た画像を紙面へ配置します。原画は別に保管したまま、同じ作品を載せた本を複数作り、それぞれの家族へ渡すことを考えられます。
「アルバム」「作品集」という呼び名と合わせて、原物を収めるのか、画像を印刷するのかを確かめると、相談したい内容が伝わりやすくなります。
同じ二つの絵で、一冊の役割を見る

この模式図では、二つの原画が入る一冊を示しています。手元の紙を一冊にまとめたい場合は、作品の寸法や状態と、収める本の大きさを合わせて考えます。

こちらの案では、同じ絵の画像を使って作品頁を組みました。画像を紙面に合う大きさで配置するため、本の寸法に合わせて原画を切る必要はありません。元の紙の大きさと、見返す本の大きさを分けて考えられます。
作品名や短い言葉を添えることもできます。余白を含む全体を見せるのか、どの順番で並べるのかを、残したい作品のまとまりに合わせて決めます。
原画を残すことと、見返す本を渡すことを考える
作品を一か所で見返す予定なら、原物がどこにまとまっていると使いやすいかを考えます。離れて暮らす家族にも同じ作品を見てもらいたいなら、渡したい相手と、それぞれに一冊ずつ必要かを整理します。
原画をまとめて手元に置き、画像を使った作品集を家族へ渡す方法もあります。原画をどう残したいかと、誰がどの形で見返したいかは、一緒に考えられます。
今回の本に入れない作品も、画像と分かる情報を対応させて残しておけば、後で収録範囲を考え直す手がかりになります。題名や描いた時期が分からない場合は、分かる範囲から整理できます。
撮影・画像納品・冊子制作を選んで相談する
複写の作品撮影・データ化では、絵や書などを撮影し、見返せる画像データにします。撮影・スキャンのみのご依頼も可能です。原画をどのように残したいか、現在の状態やおおよその点数と合わせてお知らせください。
画像を使って家族へ渡す本を作りたい場合は、作品集・カタログ制作で、収録する作品や並び、説明文、冊子の仕様をご相談いただけます。すでにお持ちの画像からも相談できます。撮影・画像納品と冊子制作は、それぞれの作業と費用を確認して進めます。
「原物を手元にまとめたい」「離れて暮らす家族にも見返す本を渡したい」など、まだ決めきれていない希望からで構いません。原物をどう残したいか、誰へ見返す本を渡したいかをお知らせください。



