複写 HUKUSYA

JOURNAL

教室・展示会

展示の搬入・搬出チェックリスト|点数・状態・返却先を確認する

作品リスト、会場条件、担当者、梱包を準備し、搬入から返却まで同じIDで追えるようにします。当日の混乱を減らす確認事項と、状態が違ったときの記録方法を紹介します。

作品の運搬を表したイラストと搬入搬出チェックリストの文字

展示の搬入・搬出では、作品を運ぶ作業と同じくらい、点数と状態を照合する段取りが大切です。誰の作品を、どの箱で、どこへ返すかを同じ一覧で追えるようにしておくと、会期後の取り違えを防ぎやすくなります。

事前に会場と受け渡しの条件を確認する

  • 搬入・搬出ができる日時と、作業終了の期限。
  • 車両の停車場所、搬入口、エレベーター、通路。
  • 壁・床の保護、展示金具、機材の使用条件。
  • 荷物を一時的に置く場所と、梱包材の保管場所。
  • 現場責任者、施設担当、輸送担当の連絡先。

大型や重量のある作品は、通路を通れるか、必要な作業者や機材を確保できるかを先に相談します。当日いる人だけで無理に持ち上げる前提にせず、作品を扱える担当者が方法を決めます。

作品リストと箱の番号を対応させる

作品ID、作品名、作者名、寸法、額・台座・付属品、箱番号、返却先を一覧にします。梱包前に全体と既存の傷みを撮影し、確認日を残してください。作品本体へ直接シールを貼るのではなく、作品を傷めない方法で管理番号を確認できるようにします。

箱に複数の作品が入る場合は、中身の一覧を用意します。返却時に同じ梱包を再現できるよう、配置や開ける順序の写真も役立ちます。発送する場合は、作品の梱包確認を参考に、受入先と輸送方法を合わせてください。

搬入時は設置前に点数と状態を照合する

受領した箱の数、作品の数、付属品を一覧と照合します。箱の損傷や作品の変化に気付いた場合は、作業を続ける前に状態を記録し、責任者へ伝えます。急いで補修したり、元の傷か新しい傷かを記録なしで判断したりしないようにしてください。

開梱と設置を同時に進める場合も、どの作品がどこへ移ったか分かる担当を置きます。包装材、台座、額の部品などを別の作品のものと混ぜないようにします。設置後は、展示位置を作品リストや会場図へ記録しましょう。

搬出は来場者の退出と作業場所の確保から始める

作品を外す前に、会場側と撤収開始の条件を確認します。梱包場所を確保し、作品を戻す箱と返却先を照合します。展示中に状態が変わっていないかを確認し、写真と記録を残してから包装します。

持ち帰り、発送、後日受取が混在する場合は、受け渡し方法ごとに分けて管理します。代理人へ渡すときの確認方法も先に決めておきましょう。渡した日時、相手、作品ID、付属品を記録すれば、未返却のものを一覧で確認できます。

最後に会場へ作品や部品、梱包材が残っていないかを点検し、原状回復の確認を受けます。作品の管理をこれから整える場合は、作品台帳の作り方を使い、展示のための一覧とその後の所在管理をつなげてください。

料金・納期ご相談・お見積もり