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会社案内の製品写真に、どこまで自社の仕事かを添える

製品写真に、自社が担当する工程と受ける相談を添えます。木箱・部材・金具の三つの文案例から、製作・受託加工・販売の役割と、会社案内やWebで伝える範囲を整理します。

木箱、組み立て前の木の部材、二つの金具を、三枚の紙と木の机に並べている。HUKUSYA / JOURNAL

会社案内へ製品写真を並べたものの、「この会社には何を頼めるのか」が伝わるか迷うことがあります。自社で製作したもの、依頼を受けて一部を加工したもの、仕入れて販売するものでは、受ける相談が違います。

写真ごとに、企業が確認した担当工程と、相談できる内容を添えてみましょう。完成した姿だけで会社の仕事を広く見せず、実際に引き受ける範囲と、別に確認する範囲を整理します。

製品が写っていることと、担当した仕事を分ける

完成品の写真があっても、その会社が設計、材料の手配、加工、組み立て、検査、販売のすべてを担当したとは限りません。会社を初めて知る人が、どこを相談できるか分かる説明を考えます。

「製造・加工・販売」と事業をまとめるだけでなく、紹介する製品のどこに自社が関わったかを確かめます。写真に短く添える説明と、詳しい事業紹介の役割を分けることもできます。

編集する側が、工場の写真や完成品の見た目から担当範囲を推測して書き足さないようにします。窓口となる担当者が、実際の仕事と受ける相談を確認して原稿へまとめます。

木箱・部材・金具の三例で、説明の役割を比べる

ここでは、木箱、木箱の部材、金具を使い、製作・受託加工・仕入れ販売の三つの役割を考えます。次は会社紹介のための文案例で、実在企業の製造分担や実績を記したものではありません。

製品写真へ、担当する仕事と相談内容を添える三例
写真の題材 役割と、案内する相談の文案
木箱 「自社の仕様で木箱を製作しています」。どの製作工程を担うかを確認し、相談できる大きさや仕上げの範囲を案内する。
木箱の部材 「依頼主の図面をもとに、木の部材を加工します」。図面作成・組み立てと分け、今回頼める加工と必要な資料を案内する。
金具 「仕入れた金具を販売しています」。自社製造とは扱わず、取り扱うものと購入の相談窓口を案内する。

この三例は、どの役割が優れているかを比べる表ではありません。実際に受けられる仕事を伝え、相談の入口を分かるようにするための例です。製作から販売まで行う場合も、写真の製品に関して確認できた範囲で説明します。

受託の仕事では、依頼主が決めることと自社が担当することを分けます。「図面どおりに加工する」と「図面の作成から相談できる」では、読者が用意する資料も変わります。実際に対応する範囲へ合わせて文案を整えます。

担当工程と、今受けられる相談を確認する

過去に関わった製品の写真を使う場合は、そのときの仕事と、現在受けられる相談が同じかも確認します。以前の一件を担当しただけで、同じ仕事をいつでも引き受けられる案内へ広げないようにします。

  • 写真の製品について、自社が担当した工程はどこか。
  • 設計や材料、仕様を決めたのは誰か。
  • 現在、どのような相談を受け、何を先に用意してもらうか。
  • 自社で回答することと、依頼主や製造元などへ確認することは何か。
  • 取引先の名称や製品について、会社案内へ説明する範囲はどこか。

すべての工程を担当することだけが、会社紹介の強みになるわけではありません。特定の加工を受ける、必要な製品をそろえて販売するなど、実際の役割が分かることで、依頼したい人が相談を準備できます。

写真の説明から、依頼に必要な資料へつなぐ

役割を一言添えたら、続いて何を伝えて相談すればよいかを案内します。製作の相談なら作りたいものや用途、加工の相談なら依頼主が持つ図面や材料の情報、販売の相談なら検討する製品と必要な条件など、入口を整理します。

必要な資料が決まっていない場合は、企業の担当者へ確認します。製造元の仕様や設計の判断が必要な相談を、写真の説明だけで回答できるように見せないことも大切です。

たとえば木箱の部材の写真なら、「加工した部材」の説明から、「図面と必要な数量を添えて相談する」という案内へ進める構成を考えられます。数量の受付範囲や納期などは、実際の対応条件を確認してから掲載します。

会社案内とWebで、同じ役割を伝える

紙の会社案内では受託加工と説明しているのに、Webでは自社製品のように紹介していると、役割が伝わりにくくなります。写真と製品名だけを使い回す前に、担当工程と相談内容も一緒に整理します。

原稿には、写真の識別、製品や部材の呼び名、説明する役割、確認する担当を対応させておきます。受ける仕事が変わったときは、使用している写真の説明と、関連する事業案内の両方を確かめます。

自社の仕事を説明する文章と、写真や製品の出所を示す表記は、役割が違います。今回の会社紹介では、顧客がどの仕事を依頼できるかが分かる説明を中心に整えます。

製品写真と、担当する仕事のメモからご相談ください

最初は、使いたい製品写真を数点と、それぞれに自社が関わる工程、現在受けたい相談をお知らせください。文章がまだまとまっていなくても、製作・加工・販売のどこを担当するかというメモから整理できます。

複写 HUKUSYAの製品資料・企業資料の画像化と会社案内・カタログ・Web制作では、製品資料と説明原稿を使う編集をご相談いただけます。企業が確認した担当範囲と相談内容を、写真の説明や事業案内へつなげます。

実際の製造・設計・販売の分担や、引き受けられる条件は企業側で確認します。制作へ任せたい撮影・資料整理・原稿やページの編集と、その確認を分けてご相談ください。

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